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ポッドキャストで学ぶ韓国語 "サランヘヨ・ハングンマル!" <第11号>
・オヌレ・ハングンマル011 謝意を示す挨拶編3
・らくらく韓国語勉強法:イントネーション補足説明(2010.3.10収録)
らくらく韓国語勉強法011■イントネーション補足説明
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今回はイントネーションの補足説明です。
韓国の標準語のイントネーションは、前回ご紹介した論文にあったように、「語頭子音が平音の場合は、第2音節から高くなる」ということが基本です。
これが、私のいう「裏リズム」であり、実際、個人的には、三木道三の関西弁によるレゲエや、韓国の往年のキム・コンモやルッラのレゲエは、互いに裏リズムの言語ゆえの持ち味を活かしたものだと感じていました。^^
さらに、「特殊子音で始まる場合、第1音節から高くなる」ということについてですが、補足すると、韓国人の中には、最初が「B、D、G」で始まる外来語を発音する時に、格好をつけてそれを濃音で始めるという人がときどきいます。
たとえば、「BUS」、「BOY」、「GUS」、「DOUBLE」などを、濃音で力を入れて、「[ポ]ス」、「[ポ]イ」、「[カ]ス」、「[ト]ブル」などと発音するわけ
です。
というのも、韓国語には語頭の濁音発音がないため、平音でも「ポス」、「ポイ」、「カス」、「トブル」になってしまうのですが、それを濁音の代わりに濃音にして、外来語っぽさを出しているわけです。
もちろん、それらは国語として正しいものではなく、会話でだけ使われる遊びです。
また同じような遊びとしては、「チャジャンミョン(炸醤麺)」、「ソジュ(焼酎)」などの語頭を、そのイメージから、勢いをつけて濃音にすることがあります。
それらの場合も同じように、第1音節から高くなります。
最後に重要な秘訣として、韓国のソウルの標準語は、実は日本語よりも高低のイントネーションが平坦だということです。
すなわち、上げ下げはあるのですが、その幅を大きくしないことで、韓国のソウル言葉らしく聞こえます。
もちろん、イントネーションは個人の表現方法なので、韓国人でも、愛嬌よく話して親近感を出すために、強い抑揚で方言っぽく話す人も多いです。
私もよく韓国人を対象に、文化の違いについての講義をしていますが、けっこう抑揚をつけて話すことで、笑いを取っていますし、感情がこもってそれなりに感動も与えるようです。それはそれで表現の個性ともなる、ということでしょうね。^^)/
2010年3月15日|コメント (0)|トラックバック (0)
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