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ポッドキャストで学ぶ韓国語 "サランヘヨ・ハングンマル!" <第34号>
・オヌレ・ハングンマル034 チュルゴウォッソヨ
・ミラクル韓国:ソウルのミラクル車事情!(2010.9.1収録)
韓国に来て間もないつんちゃんが、純粋に韓国で驚いたこと(ミラクル)を紹介し、それを私とあゆみちゃんが解説するという新コーナー「つんちゃんのミラクル韓国」です!
つんちゃんは韓国のクルマの運転が荒いけど、同時に上手だということに感動しているという話。
特に韓国のバスは、日本人には驚きです。実は、日本のような時間表がないため、道が空いていれば、さっと回って早く帰りたいのがバスの運転手さんの心理なんですね。^^;)
だから、バス停にお客さんが見えなければ見切りも早く、さっと行かれてしまうので、こっちも見つけてもらうのに必死です。
しかもソウルの中心部は路線が集中していて、同じバス停に同時に何台も到着するので、バス停が「点」ではなくて「線」。ここから向こうまでの長いバス停のどこかに自分の乗るバスが来ているかもしれないし、来ていたら早く行って飛び乗らないとさっさと行ってしまいます。
みんな自分のバスをつかまえようと走っているし、この時ばかりは腰の曲がった老人も早い早い! 「走り始めた汽車に一人飛び乗った?」という歌はありましたが、ドアは開けたけれど客がいないものと見切って動いているバスに「一人飛び乗る」という世界もあったんですね!まるで荒れ狂う獣を走りながら捕まえるように、「バスを捕まえる」という経験は、韓国でないとできないでしょう。(^^;)
そして、その獣の正体とは他でもない、「猫バス」なのでした。
私が韓国に来た当時、もう15年くらい前のことですが、友人の家に泊まっては、朝方バイトに行く前にいったん家に戻るためにバスに乗るということがありました。
韓国は早朝4時頃からバスが走っているんですが、道に車もなく、乗客も私一人。運転手さんは「どうせ客もいない」という見切りで、さっと回ってしまおうと思っているので、ものすごい速さでまだ薄暗い夜明け前の道を突っ走っていきます。高速なので、ちょっとした道の起伏でも、もうお尻が椅子から50センチも飛び上がります。
特に漢江の橋をわたる時、後ろのほうに座ってピョンピョン飛び跳ねながら窓を外を見ていると、まるで電線の上を走っている猫バスの中に乗っているかのようで、空を飛んでいるようでもあり、なんともいえない非現実的体験をしてしまったのです。
「猫バスの走る街...」――私は思わずそうつぶやいてしまいました。^^)/
2010年9月 6日|コメント (0)|トラックバック (0)
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